胡蝶蘭はお祝いに贈られることも多い、華やかで高級なイメージがある人気の高い花です。白い花は清楚で上品な感じですが、ピンク色の花は可愛らしい感じで花の色でもイメージが変わります。
原産国がフィリピンやインドネシアの暖かい地域なので寒さに弱い植物です。冬の寒い時期は水をやりすぎるとすぐ根腐れを起こしてしまいます。日当たりの良い室内に置いて、植え込み表面の土が乾いたぐらいのタイミングの水やりで大丈夫です。冷たい水ではなく、室温程度の温度のある水が良いです。冬場だと月に1~2回ぐらいになりますが、乾期のある地域原産ですので空中の湿度は好むものの乾燥には強い花です。また、直射日光に当ててはいけないので、冬はレースのカーテン越しなど日当たりを調整します。冬場の冷え込みが厳しそうな時は、窓際を避けたり、鉢をダンボールに入れてその中にタオルに包んだ湯たんぽを入れておくと適温をキープできますが、あまり温度が上がりすぎないよう湯たんぽをそのまま入れることはやめた方が良いです。8度以上の室温が望ましいですが、10度以下になると全く成長しなくなります。部屋の中に置いているときには、花びらにカーテンやペットが触れないように注意をします。
水のやりすぎは厳禁なのですが、胡蝶蘭は湿度の高い場所を好むので、部屋の湿度もある程度必要ですから霧吹きを利用して葉や茎に水をかけてやり加湿することも大事です。花が咲いているときに空中の湿度が不足すると花の寿命が短くなってしまいます。つぼみが付いている状態のときに空中の湿度が不足するとつぼみが黄色く変色して落ちてしまいます。また、花が咲いているうちは肥料を与える必要はありません。
贈り物で胡蝶蘭を頂いた時に寄せ植えされていることがあります。そのまま育てるのは難しく根も腐りやすいので、花が咲いているうちはそのままの状態で花を楽しみ、花が咲き終えたらひとつずつに植え替えをしてあげます。
温室があれば、最も問題なく冬を越させることができます。最低温度が15度以上あれば、冬でも花は成長しますし18度以上になると冬でも開花を楽しむことができます。温室だと花の寿命も長くなるので花も咲きやすいです。あまり日が当たりすぎるようであれば、ネットで遮光する必要があります。寒さに弱いからと温室を閉めたままでいると通風が悪くなり腐りやすくなるので必要に応じて換気をします。内気扇を使うと通風が良くなります。